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花岡商店リポート

2011年6月13日

大切なエネルギー

「電気」「ガス」「水道」に代表される「ライフライン」が、私達の文化的な生活にとって大切であることは言うまでもありませんが、この度の東日本大震災における甚大な被害と原子力発電所の事故により、我が国日本のエネルギー政策が大きな岐路に立たされています。

CO2の削減が叫ばれる昨今ですが、もともと原子力政策が強力に推し進められてきたのは中東に依存する石油の安定確保が出来ないことが第一の原因であったと思います。

化石燃料には限りがありますし、日本はほとんどのエネルギーを現在輸入に頼っている以上、国策として原子力発電を推進することは間違った選択肢だったとは言えないと思いますが、著しく偏りすぎたことには問題があるのではないかと思います。

火力(石油・ガス・石炭)・風力・水力・バイオテクノロジーなどの技術を結集し、分散型のエネルギー政策を推進していれば、混乱もある程度は防げたのではないかと・・・(後だしジャンケンではなんとでも言えますが)私もエネルギーの業界に身を置いているので肩入れをする業態はもちろんありますが、利権を独占することに注力した政策は危険だと言わざるを得ません。

現在は東京電力だけが大きく非難をされていますが、今夏危惧される電力不足は「電気の蓄熱技術」・「自家発電技術」・「バイオ燃料の開発」などの技術の進歩を阻害し、電力業界を保護するような法律や、安全確保を怠った原子力政策に特化した国の政策が引き起こしたと言えるのでは無いかと思います。

少し頭に血が上ってしまい支離滅裂な文章になりましたが、今日は、ガス器具メーカーが推進する「太陽光発電」についてリポートします。                   

兵庫県の研修所の風景ですが、安全かつ迅速に・また雨や風に左右されにくいように考慮した施工のトレーニングと施工資格取得を目的とした研修を行います。今現在化石燃料や原子力を一切使わない発電方法としては一番安定した方法だと言えますね、後はとにかく価格の問題でしょうか。

発電をキーワードにした機器が開発されていますが、現行ではまだまだ石油製品やガス製品で優れた性能を発揮し、本当の意味で環境に配慮した機器がたくさんあります!エネルギーの真のベストミックスを考えたいものです。

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