花岡商店ブログ  日々つれづれ / ニュース / リポート

Archive for 10月, 2012

日々つれづれ

2012年10月9日

陽気に誘われて・・・

あまりの陽気にパソコンの前に居るのも悪い事のように感じられたので「ちょっとどこか近くに出かけてみようか?」と声をかけてみたら「そうね」と奥さんが乗ってきました。

最近は子供達もそれぞれに予定があるようで、私が事務所に出なければ二人で過ごす休日も増えてきたので何とかしなければ(?)なんて考えることも多くなりました(笑)。

奥さんの提案で備北丘陵公園にコスモスを見に行く運びとなりました。

写真のコスモスですが、本当に見事で、さすがに趣の無い私も感動してしまいました。コスモスと言えばピンク色!というイメージしかありませんでしたが、最近ではいろんな色や種類を掛け合わせているみたいで色とりどりで模様も様々です。

珍しそうなものを少し買って帰ろうかと思って奥さんと頑張って遠くの売店まで公園を歩きまわりましたが、販売しているのはいたって見慣れた淡色のものだけだったのは二人して思わず苦笑い、でもしっかり歩いたので運動不足の解消になったかな。

とても爽やかな一日になりました。

さて次は少々仕事モード!9月の太陽光発電の報告です。

9月度は電気消費量は1182kwhで料金換算¥32,702ですが、使用した電力は847kwhで¥23,051となります。

わずかですが45kwh売電をしていますので¥1,890で買い取って頂くと今月は約¥11,500の節約となりました。

自給率も32%となりこの3カ月では最も貢献しているのはエアコンの使用時間が減っているのが原因と思われます。

休日に天気が悪い日が続いたので売電の方は期待できませんでした。

それではまた10月の報告まで・・・。

日々つれづれ

2012年10月4日

「バイオマス事業」

広島安佐商工会の工業部会研修事業ということで、岡山県真庭市の銘建工業に松山部会長以下27名の会員でお邪魔しました。

まず、同社は真庭市の主たる産業である林業を支える日本を代表する企業です。

写真は同社の主力の集成材ですが、生産、出荷とも日本一を誇ると言う事です。

特徴や今後の事業展開についてもについても解りやすく説明いただいたので、お伝えをしたいのですが、本題のバイオマス事業についてお知らせする為に割愛させて頂きます。

同社はコストの削減やエコロジーにも積極的に取り組まれ、もともとこの事業に参入するきっかけは加工の過程において発生する端材を生かして自家発電を行うところからスタートされました。

現在工場の電力は100%補われ、余剰電力は売電されています。

それでもさらに増える端材を木質ペレットに加工して販売する事に着手されました。

写真が発電ボイラーに使われる木質チップと加工されて販売されている木質ペレットです。

ペレットの主な用途はボイラーやペレットストーブの燃料として加工の方法によってはペットなどのトイレ用敷き材として使われています。

現在ではペレットストーブの普及が少ない国内よりも圧倒的に海外への輸出が多いという事ですが、通常ゴミとなるものまで燃料あるいは商品になると言うのは素晴らしい事ですよね。

真庭氏は9町が合併して出来た市で人口約5万人、岡山県の中でも過疎化が問題視されていますが、こういった事業の発展により、40歳代の若い林業者を確保できているという事です。

さて写真がペレットを作る装置とペレットストーブです。

現在はストーブの価格が高く普及が進んでいるとは言えませんが、安価な暖房器具として比較される灯油と比べてもランニングコストは半分以下となり、普及が期待されています。ちなみに真庭市役所本庁舎の冷暖房は100%このペレットとチップの組み合わせであるバイオマスエネルギーでまかなわれているという事です。

障害も多いようですが、行政とのタイアップで町興しにも貢献し、さらに新たな事業にも積極的に取り組まれる姿勢に感動しました、松山部会長、有意義な研修旅行を企画して頂きありがとうございました。

私も自社の仕事にすこしでも生かせればいいな!

真庭市観光課のガイドの(仮称)ペレットさん(笑)も楽しいガイドありがとうございました。